明和マネジメント税理士法人 公式ブログ

<平成27年度補正ものづくり補助金採択事例>

地下鉄小路駅すぐの杉村製作所さん。従業員2名。船用部品メーカーです。

何を隠そう都の小学校・中学校時代の同級生です。

地元で飲んでいる時に彼がポロッと言いました。

「もうそろそろ設備が限界やわ。昭和30年から使ってるのもあるねんで」

「補助金もらって買い替えたら?ものづくり補助金っていうのがあって・・」

「そんなんウチみたいな個人事業が通るわけないやろ笑」

・・「まぁ申請してみるのはタダやし」ということでダメ元で作成することに。

まずは当社のマニュアルを渡し、自分で考えてもらいます。

1週間後に電話すると「無理。自社の強みとかニーズとか知らんし。やっぱりやめとく。」と投げやりになっています。

(無いことないやろ!)と心の中でツッコミながら、これは探っていくしかないな、と一から聞いていくと、やはり強みもあるし、ニーズも明確でした。

事業者の立場では詰まってしまうようなこと、特に上記の強みやニーズ、他にも課題、革新的な効果、は第三者を入れた方がアイデアが出ます。当事者にとっては当たり前のことでも、第三者から見ると革新的なことってあるんです。

あーでもない、こーでもない、とやりながら、1か月ほどで完成!

そして3か月後、、見事採択!

「チャレンジしてみて良かったわ。やっぱり最新の機械は違う!」納品後に工場へ見に行くと、イケメンの笑顔が弾けていました。

我がことのように嬉しかったです。

ものづくり補助金は大きな会社だけのものではありません。むしろ、技術力があっても資金力が乏しく投資に慎重な、町工場などの小規模事業者のためにあると当社は考えております。

申請書の作成を通じて自社の強みや自社を取り巻く環境について考える良いきっかけにもなります。

チャレンジしてみたいが何から始めたら良いのかわからない、という事業者様は、一度お電話かメールをください。一緒に考えましょう。

06-6360-2801

info@meiwa-m.co.jp

担当:都、玉川

都(左)、杉村製作所の2代目社長(右) 最新機械で効率アップ